経済効果

嵐の経済効果、どれくらいなの?

2020年いっぱいで嵐が活動休止となりました。

当然ながらその後に新しいCDが出てはいません。

曲が増えず歌う機会もなくなりますからコンサートもないのです。

バラエティー番組で見かけることもありますが、それぞれ個々人でだけです。

視聴率にも大きく影響するでしょう。

嵐のメンバーたちに支払っていた給料とか、さまざまな部分で変動が起きた大きな出来事なのですが、結局のところはどの程度の経済的効果とか損失があったのでしょう。

ジャニーズ事務所は他にもさまざまなグループを輩出していますが、SMAPが解散した後は一番の稼ぎ頭となっているはずです。

SMAPの解散時の経済効果や損失の額は636億円だったとか、コンサート収入が年間で250億円であると試算すれば1次波及効果が499億円・2次波及効果137億円くらいになるはず。

というわけでこの数値が出たみたいです。

SMAPと比べてどの程度なのでしょうか。

SMAPは完全に解散し、木村拓哉さん以外メンバー全員がジャニーズ事務所を辞めてしまってるんですよね。

一方で嵐は一応、「活動休止」です。

嵐の名も今後も使いますしジャニーズ事務所に所属しているという状況は変わらず。

リーダーはともかく、相葉君とか桜井君は変わらずバラエティー番組にバンバン出ています。

SMAPほどに損失は受けてないのではないでしょうか。

嵐もまた、具体的な計算をしている記事があります。

週刊新潮が試算したもの、少し古いですが参考になりますか。

ファンクラブ収入として、年会費4000円が入っていたのですが会員数は180万人ほどもいるのでこれだけで72億円ですね。

コンサート収入は8500円かける動員数は約104万人で、88億円となります。

CDシングル3枚にアルバム、更にコンサートDVD2枚と145億円の音楽収入がありました。

CMは25社・レギュラーは7本。25億円です。合計で330億円も一グループが稼いでたわけです。

かなりの額、まさに日本経済に嵐を巻き起こしていたってわけです。

その後、会員数は214万人を超えました。

20周年記念で全国50公演・更に5大ドームをめぐるツアーがありましたが、合計で237万5000人動員することとなったのです。

新型コロナウイルスの広がりが、どう影響したかわかりませんがやはりかなりの数です。

テレビやCM出演料、個人でも変わらずやってますね。

嵐として出ていたのが個人で、どう数字に影響を及ぼしたかはわかりません。

コンサートが予定通り行われていたのであれば、ファンクラブの会員数増加なども考えればもっと近い数値では443億円と更に上がりそうです。

関大、宮本勝浩名誉教授は活動休止までの2年間で3249億296万円と計算しました。

他にも1000億円ともなるだろうといった専門家の声もあります。

捉え方や計算方法は実にさまざま、それによって大きく何億も変動してしまうのです。

結局のところ正解はわかりませんが、どの数値を見ても「さすが嵐」と言うしかありません。

実は、プロ野球に優勝したとしたって500億から600億円くらいなのです。すごさ、おわかり頂けましたか。

小学生や中学生のファンも多いはず、コツコツと貯めたお小遣いを使うことでこんなにも大きな数値を生み出してるんですね。

何がすごいって、他のジャニーズグループと比べてファンクラブの会員数が桁外れなんです。

コンサートの集客率もすごいし、それが異例の数字の元となってます。

嵐解散のニュースを他人事のように聞いていた方、日本経済にとっての大きな損失ですよ。

SMAPとちがい解散じゃなく休止、だからもっと少ない額で終わるはずといった予想は大きく外れたのでした。

ここに至るとジャニーズ事務所が、そして嵐のメンバーが「休止」といったやり方を選んでくれてよかったですね。

特に大野君なんて普通の暮らしに戻りたいって気持ちがとにかく強かったわけですから、ジャニーズ事務所を退所なんて結果となっていてもまったく不思議ではなかったのです。

よくぞ踏みとどまってくれた、そして踏みとどまらせてくれたというもんです。

ちなみにこの大きな数値、「経済効果」と捉えることに疑問の声があることも事実です。

だって、ファンの方々はコンサート会場に行って応援するためにとグッズ代や宿泊費・移動費はバンバン支払い手離れよくなってますよね。

ですがお金は無限に湧いて出てくるはずはなし。これらの出費を補おうと他の出費はむしろ抑え気味になってませんか。

コンサート会場周辺の飲食費はアップしても、とにかく3食は食べなければならないわけですから食べる場所がどこかが変化するだけです。

嵐が活動休止したものの、嵐ファンの方たちも別に収入が増えたわけでもないですよね。

活動休止となるからと駆け込み需要で一気に増えた金額、変わらず活動を続けていたとしても将来的に支払っていたことでしょう。

専門家による試算も完全にバラバラで結局のところ経済効果がどれくらいかってのもわかりませんが、とにかく嵐ってすごいグループだったんだなってことは伝わってきます。

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