経済効果

ディズニーの経済効果ってどれくらいあるの?

東京ディズニーランドというのは日本で最高峰のテーマパークであるといえるわけですが、その経済効果というのは極めて高いものになります。
さて色々な経済学者とか経営に関する書籍などによってディズニーランドというのがどの程度の経済効果を出しているのかというのが結構算出されていたりします。
但し、どこまでを含めるのか、ということによって経済効果というのははっきりいってかなり上下してしまうというものにはなります。
そもそも東京ディズニーランドと言ってもディズニーランド単体なのか、それともディズニーシーも入れるのかディズニーリゾートも含めるのかといったようなこともあるわけです。
この辺りまではまだすべてひっくるめてディズニーランドであるからということで問題はないでしょうが例えばディズニーランドに来るという人たちは結構遠くから来たりもするわけでそのために使われる移動のための交通費とかも経済効果になるわけですし、エンターテイメント場というのはそこまでいくこと、泊まること、その間に購入される様々な物品も含めて経済効果とする場合が多いので結構計算が複雑になると言うか、入れる項目によって上下するということを前提にしておきましょう。
さて基本となる数字として出てくるのは間違いなく日本のディズニーランドで言えば運営会社であるオリエンタルランドの売上高を見ればまず基本的にダイレクトな経済効果という意味においてはそれを見ればわかることになります。
2019年の売上高は5200億円程度になります。
もちろんかなり年によって上下するということになりますし特に昨今の状況ですとそれこそ売上高が60%減とかそういうニュースも出てきているわけですから、今現在としては東京ディズニーランドの経済効果を見ようとする時に2020年から2021年程度のものを見るというのはあんまり平均的に正しいということではないといえます。
そのため、2019年あたりのものを見ておよそ5000億円程度と判断することができるわけですが、当然ながらこれをダイレクトに経済効果であると言えるわけではなく、これはあくまで直接経済効果と呼ばれる部分になります。
東京ディズニーランドの売り上げが当然そのまま経済に寄与したということにはなるわけですがここからさらに経済効果を計算していく上で大事になってくるのは得られた収益が消費されたものなどからさらに所得が生まれているわけですから、その所得からさらに新しい商品が生まれていくということになるわけでそういう意味においてまずは少なくとも5000億円を超えるということを前提に経済効果を考える必要があるわけです。
これまでの経済効果と言うとものすごく計算しにくいことになりますし、1年単位でという程度のことで見た方が良いのでしょうからそういう点から見ますと少なくとも兆円単位のレベルでの経済効果を出している存在であるというのは間違いないでしょう。
単純に自分たちの売り上げが5000億円あるだけというわけではないのが何と言ってもこの手の遊技場、エンターテイメント場の特徴であるといえます。
何しろ年間3000万人を平均的に受け入れているところになりますのでとにかく移動するためのコストもそうですしその間に飲み食いをするでしょう。
泊まるところなんかにも経済効果が波及していくということになりますので本当に単純に自分たちの売り上げだけが経済効果につながるというわけではなく、東京ディズニーランドに訪れた人たちがそれまでに色々な消費を繰り返していくということで経済効果としてみるのであれば東京ディズニーランドというのは少なくとも兆円単位で毎年貢献しているというレベルの存在であるといえるわけです。
ただしこういう経済効果というのは結構景気に左右されるということにはなりますし、それこそ現在のように外出を控えるようにと世界的に言われているような状況には最もダイレクトに売上が落ち込むという状況につながってしまうことになります。
そこで働いている人たちの所得などにも影響があることになりますし、当然ながら色々な物品などを納入しているわけでそこに関わってくる業者の売り上げなどにも響いているということになります。
ちょっと大げさに言ってしまうと生活必需と言えるようなサービスではないということになりますから世の中の人間がそれなりに余裕がある状況でレジャーを楽しもうと考えるような状況でなければ高い経済効果を出すということはできないような存在ではあるわけです。
しかし、圧倒的に強いブランド力を持つのがディズニーランドであるというのもまた事実です。
これまでは東京ディズニーランドの売上ばかりを中心に話してきましたがそれのみならずキャラクタービジネスとしての部分にも当然経済効果を発揮しているということにもなりますので、様々なキャラクターが書かれている物品などの販売なども当然ディズニーランド以外でやっていることも多くあるわけです。
ディズニーランドの中でしか販売されていないものもあるでしょうがそうでないものなどのところもあるわけですからそちらの面での経済効果もかなり強いものであるというのがこの手のキャラクタービジネスの特徴でもあります。

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