「風が吹けば桶屋が儲かる」なんて言葉もありますが、新しく発生した需要を満たそうと生産が連鎖して誘発されることを「経済効果」と言います。例えば「鬼滅の刃」が大ヒットとなったことで、映画館はもちろん関連グッズを売ったバンダイなどのおもちゃ屋・コンビニ・アパレル関係まで幅広く売り上げが伸びたはずです。 そんな経済効果、英語だと「Economic Effect」と言います。「Economic」が経済・「Effect」が効果を意味するので、そのままですね。 当然ながら、日本だけでなく海外でだって経済効果は起こります。昔に比べて日本と海外との距離感も近くなっていますから、海外で発生した需要より日本に対して大きな経済効果がもたらされることだって当然あるでしょう。逆もあります。「鬼滅の刃」もですが、「ドラゴンボール」とか世界各国で放送されて有名になっています。関連グッズも世界で販売されているでしょうね。投資の世界でも、海外FXを利用する方も増えて、金融とか経済関連の英語のニュースサイトとかサービスに対して興味が湧いてきているって方もいるんじゃあないですか。経済は常に動いているのですから、とにかく最新のものをこそ知りたいものです。少しでも早く正確に世界の経済情勢を知ることのできるような英語のサイト、どんなのがあるのでしょう。おすすめのものをいくつかご紹介していくことにします。 例えば「Bllomberg」ブルームバーグはいかがでしょう。金融機関に勤めてる方で知らない方はいないはず。知名度はかなり高いです。契約することでニュースに各種指標・株式指数・各国の金利と、経済効果をもたらしそうな内容のすべてが詰まっています。 デメリットとなるのが利用契約の高さ。個人でと思うと、むしろブルームバーグに資産を多く奪われてしまって、本末転倒となってしまうでしょう。だからといって使わないのはモッタイナイ。実はニュースに関してはWebで無料公開しているのです。日本語に翻訳されたサイトもあるので日本人でも大丈夫です。チェックしてみてはいかがでしょう。 「Thomson Reuters」トムソン・ロイターというのもあります。ロイター通信と言えば聞いたことあるはずです。トムソンロイターはロイター通信の一部門なのです。市況速報をもともとは手掛けていたところですが、そこから派生してきた金融情報の提供・それに付随している事業なども行われるようになりました。その後、金融分析に関しては事業が売却されて「Refenitiv」となるも、引き続きニュース情報などの提供は続けています。 ニュースの購読は無料です。幅広い分野のニュースが取り扱われています。ただ、実は投資家にとって都合の悪いニュースはボツにというちょこっと左派な部分もあるのです。情報を鵜呑みにするのはやめておいた方がよさそうです。他のソースと合わせて確認し、自分なりの結論へと導いていきましょう。 他にも有名どころといえば「The Wallstreet Journal」ウォールストリートジャーナル、などもあります。日本語の翻訳サイトをご覧になってみたことはあるでしょうか。ゴシップネタが多くて見る価値がないものといった判断を下されたかもしれません。もともとのメディアをご覧になれば印象が変わるはずです。ちゃんとした記事の方が大多数なのですよ。 こちらも無料でご覧になれます。会員登録とか特別な手続きは必要ありません。とにかくあらゆる分野のニュースがあって記事数が多いです。とはいえその中には無料で読めない記事も多いので、気になる方は気になるでしょうね。 英語のサイトって語学の勉強を兼ねて読むようにしているって方も多いのではないでしょうか。こちらのウォールストリートジャーナルってネイティブ向けに書かれた文章です。ある程度、英語に慣れた方じゃないと言い回しとか難しく感じるかもしれませんね。 経済効果について知りたい。興味のある方の中には暗号資産を保有しており、経済的に回したいと考えている方もいらっしゃるはずです。 それなら「CoinDesk」を確認するようにしましょう。暗号資産・仮想通貨関連の記事が書かれている英語のニュースサイトです。使えば便利なのでしょうけど、暗号資産って日本語でも分かりにくく最初はとっつきにくいですよね。ましてや海外の言語。使用されている英語がとにかくマニアックな単語ばかりなのです。慣れるまでは読みにくいでしょう。技術的でマニアックな言葉は英語圏の方もまた苦労されているはずです。でも何事も慣れです。読みにくくとも続けていれば次第におぼろげながら理解できていきます。こちらさえ確認しておけば、暗号資産の海外関連のニュースは一通り抑えられることとなるでしょう。便利に使いこなせるでしょうから、頑張ってみることです。 経済効果によって億単位で経済は動きます。風が吹いて桶屋がもうかるように、どういった出来事がどのように我々の暮らしに影響を及ぼすこととなるかは分かりません。日本のサイトだけだと役不足のこともあります。ぜひ世界に目を向けることです。