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卒論でレジュメの書き方とは?

卒論におけるレジュメ(要約)の書き方は、研究の内容を簡潔にまとめ、読者に研究の全体像を迅速に理解してもらうために重要です。レジュメは、卒論の内容や目的、研究の方法、結果、結論などを短く要約した部分であり、通常、卒論の最初に置かれることが多いです。以下に、レジュメを書くためのポイントを説明します。

1. レジュメの基本構成
レジュメは、以下の要素を含むべきです:

1.1 研究の背景・目的
研究を行った背景や、問題意識を簡潔に説明します。

研究を行う目的や、どのような問いに答えることを目指したのかを明示します。

例:「本研究は、〇〇に関する既存の研究が少ないため、〇〇の影響を明らかにすることを目的としています。」

1.2 研究の方法
どのような方法やアプローチで研究を行ったのかを簡潔に記述します。具体的には、データ収集方法や実験、調査方法などです。

例:「本研究では、〇〇を対象にした調査を実施し、統計分析を用いて結果を導出しました。」

1.3 主要な結果
研究の結果や発見したことを簡潔に述べます。数字やデータを盛り込むと、より具体的な内容になりますが、あくまで要約なので簡潔に伝えることが重要です。

例:「調査結果から、〇〇が〇〇に大きな影響を与えていることが確認されました。」

1.4 結論
研究結果に基づいて導き出された結論を簡潔に記述します。また、研究の意義や今後の課題などにも触れることが多いです。

例:「本研究の結果は、〇〇に対する新たな視点を提供し、今後の〇〇に関する研究に寄与することが期待されます。」

2. レジュメを書く際の注意点
簡潔でわかりやすい言葉を使う:レジュメは、卒論全体を簡潔に伝える部分であるため、あまり難しい言葉や専門用語を使いすぎず、誰にでもわかる表現で書くよう心がけます。

第三者の視点で書く:レジュメは自分の研究を他者に説明するための部分です。そのため、内容を客観的に説明する視点で書きましょう。

卒論の長さに応じた分量にする:一般的に、レジュメは卒論全体の内容を簡潔にまとめるため、約200~400字程度が適当とされています。ただし、学部や指導教員の指示に従うことが重要です。

過度に詳細に説明しない:レジュメは要約部分であり、卒論本文の詳細な説明や考察に深入りすることは避けます。重要なポイントだけを簡潔に記述しましょう。

3. レジュメの具体的な構成例
以下に、レジュメの一例を示します。参考にしてみてください。

レジュメ

本研究は、近年の都市化に伴う環境問題のひとつである「都市の温暖化現象」に関する要因を明らかにすることを目的としている。都市部における温暖化の進行を引き起こす要因として、特に建物や交通量の増加が影響を与えていると考えられているが、その影響の具体的な範囲と規模を明確にすることが求められている。

本研究では、東京都内の特定地域において温度変化を計測し、過去10年間の気温データを分析することにより、都市化と温暖化の関係を探るための実証的な調査を行った。具体的には、気象データ、交通量データ、緑地面積の変化を分析し、それぞれの要素が気温に与える影響を検討した。

調査の結果、都市化の進行が温暖化に与える影響は顕著であり、特に交通量の増加が大きな要因であることが確認された。また、緑地面積の減少も温暖化を加速させる要因となっていることが示唆された。

本研究は、都市部における温暖化対策の重要性を再確認させるものであり、都市開発における環境配慮の必要性を強調するものである。また、今後の研究として、他都市でのデータを集め、より広範な結論を導き出すことが求められる。

4. レジュメの書き方のコツ
調査目的や研究の意義を強調する:研究の背景や目的をしっかりと伝え、読者にどんな重要な問いに答えるために研究が行われたのかを明確にします。

結果と結論を簡潔にまとめる:結果や結論は具体的かつ簡潔に伝え、研究の意義を強調しましょう。

分かりやすい文章を心がける:専門用語はなるべく避け、誰が読んでも理解できるように平易な言葉を使うことが大切です。

まとめ
レジュメは卒論全体の要約部分で、研究の背景、目的、方法、結果、結論を簡潔にまとめることが求められます。卒論の内容を読者が素早く把握できるように、簡潔でわかりやすい文章でまとめることが重要です。また、分量については学部や指導教員の指示に従うことを忘れずに、研究のポイントを明確に伝えるようにしましょう。


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