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卒論の注釈ってどうやるの?

卒論における「注釈」とは、読者に対して追加的な説明や参考情報を提供するためのものです。特に、専門的な用語や難解な概念について説明を加えたり、引用や参考文献について補足したりする際に使用されます。注釈は卒論の内容を理解しやすくするために有効ですが、使い方にはルールがあります。

1. 注釈の種類
卒論における注釈には主に以下の2種類があります:

1.1 脚注(Footnotes)
脚注は、ページの下部に追加の説明や参考情報を記載する方法です。

脚注は通常、本文の中で特定の語句やフレーズに番号を付け、その番号を対応させて詳細な情報をページ下部に記載します。

1.2 文末注(Endnotes)
文末注は、ページの下部ではなく、論文の最後にまとめて記載する形式です。

すべての注釈が文末にまとめられ、本文中には番号だけが記載されます。

2. 注釈の書き方
注釈を正しく書くためには、一定のルールに従う必要があります。具体的な書き方は以下の通りです:

2.1 脚注の挿入
脚注を挿入する位置は、注釈を付けたい部分の後に番号(通常、上付き数字)をつけます。Wordでは、脚注を自動的に挿入する機能があるので、便利に使えます。

例:

本文:「この研究は、近年の環境問題に関連する重要な課題を提起しています¹。」

脚注:「¹ 環境問題に関する過去の研究によると、…(詳細な説明)。」

2.2 文末注の挿入
文末注は、本文の中に番号を挿入し、その番号を論文の最後にまとめて注釈として記載します。Wordで自動的に文末注を挿入することもできます。

例:

本文:「このテーマに関する研究は、XX(番号)によって示されている通り重要です。」

文末注:「XX. 詳細な情報は、XXXによる調査報告書に記載されています。」

3. 注釈の内容
注釈に書く内容は、基本的に以下のような情報を含めることが一般的です:

引用した資料の補足情報:引用した文献やデータがどのような背景で使われているかの補足説明。

専門用語や難解な概念の説明:特定の分野の専門用語や概念が理解されにくい場合、その説明を注釈に記載します。

参照した事例やデータの詳細:特定の事例やデータに関する背景情報や詳細な説明。

4. 注釈の書き方の例
以下に、卒論でよく使われる注釈の書き方の例をいくつか紹介します。

4.1 専門的な説明を加える場合
本文:「この現象は、観察結果に基づいて解析された数値から示される通り、時間とともに増加しています¹。」

脚注:「¹ これは、XX研究所による調査結果に基づくものです。調査は2018年に行われ、特に気温の上昇が影響を与えたとされています。」

4.2 他の研究を引用する場合
本文:「A氏(2019年)は、XXとYYの関連性について調査を行い、この点に関して重要な指摘をしています²。」

脚注:「² A氏の研究では、XXとYYに関する関連性が示されており、その結果が今回の研究においても有効であることが確認されています。」

4.3 定義を明示する場合
本文:「XXという用語は、特定の地域で使用されている概念であり、一般的にはYYを指します³。」

脚注:「³ XXは、ZZ地方で独自に定義された言葉で、YYに関する問題を指摘する際に使われます。これは…」

5. 注釈を使う際の注意点
注釈は有益ですが、使いすぎると本文が見づらくなることがあります。そのため、以下の点に注意して使用しましょう:

注釈は必要最小限に:あまりに多くの注釈をつけすぎると、読者の集中が途切れてしまう可能性があります。重要な情報や補足が必要な場合のみ使うようにしましょう。

本文と注釈のバランスを取る:注釈が多すぎて本文が薄くなるのを避け、内容の中心がしっかりと伝わるようにしましょう。

正確な情報を記載する:注釈の内容に誤りがあると、信頼性が損なわれてしまうため、正確な情報を提供するよう心掛けましょう。

まとめ
卒論での注釈は、脚注や文末注の形式で、追加情報や参考資料を提供するために使用します。使い方としては、特定の用語の説明や引用の補足などが主な内容です。注釈を正しく使うことで、読者にとって理解しやすい卒論にすることができます。必要な部分にだけ適切に注釈を加え、過剰に使いすぎないよう注意しましょう。


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