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卒論、「残された課題」って書いて良いの?

卒論における「残された課題」について書くことは、非常に有益で重要な部分です。結論部分において、研究の限界や今後の課題を挙げることは、学問的な誠実さを示すとともに、研究の発展性を強調することにもなります。多くの卒論では、自分の研究における不足点や限界を指摘し、将来的に解決すべき課題を述べることが期待されています。

1. 「残された課題」の位置付け
卒論の「残された課題」を書く場所は、通常、結論部分に含まれます。この部分では、研究結果をまとめた後に、自分の研究の限界を振り返り、その後の研究の方向性や課題を提起することが求められます。

2. 「残された課題」を書く意義
研究を行う過程で、すべての疑問を解決することは難しい場合が多いです。そのため、残された課題を明確に示すことで、以下のようなポイントを強調できます:

研究の限界を認識する:自分の研究における限界や不足している部分を正直に述べることは、学問的な誠実さを示します。完璧な研究はほとんど存在しないので、限界を指摘すること自体が評価されます。

今後の研究の方向性を示唆する:自分の研究が終わりではなく、さらに深掘りできる分野があることを示すことで、研究の発展性や学問的な貢献を強調できます。

他の研究者や後進へのアドバイス:残された課題を指摘することで、他の研究者がその課題に取り組むための道筋を示すことができます。

3. 「残された課題」の具体的な例
「残された課題」としては、以下のような内容が考えられます:

サンプル数が不足している:もし調査や実験において、サンプル数が限られている場合、それが研究結果にどのように影響を与える可能性があるかを指摘します。

研究の範囲が限定されている:例えば、特定の地域や期間に絞った研究を行った場合、他の地域や異なる時期におけるデータを調べることが課題になることがあります。

他の要因を考慮する必要がある:研究において、一部の要因しか考慮していない場合、今後は他の要因を含めて調査することが課題として挙げられます。

技術的な制約:使用した道具や方法に限界があった場合、その制約を指摘し、今後の技術進歩に期待することも一つの課題です。

4. 注意すべき点
ただし、残された課題を書く際には注意が必要です。以下の点に気をつけましょう:

課題は前向きに提案する:残された課題を単に「この研究は不十分だった」と否定的に述べるのではなく、「今後の研究でこの点を改善したい」といった前向きな形で提案することが重要です。

過度に課題を強調しない:あまりにも多くの課題を挙げすぎると、研究の成果が薄く見えてしまうことがあるので、限界を認めつつも、成果をきちんと強調しましょう。

まとめ
卒論における「残された課題」は、単なる欠点や不足点ではなく、研究の限界を理解し、今後の研究の方向性を示すために重要な部分です。適切に述べることで、学問的誠実さや研究の発展性を示すことができます。ですので、卒論の中で「残された課題」を記述することは、全く問題なく、むしろ有益です。


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