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卒論、8割が引用になってしまう。どうしたらいい?

卒論で引用が8割になってしまうというのは、確かに問題です。引用の多さは、あなたの独自の考えや分析が不足している可能性を示唆しているかもしれません。卒論は、他者の研究を参照することが重要ですが、それ以上に自分の意見や考察、分析を展開することが求められます。以下の対策を試して、引用ばかりにならないように工夫しましょう。

1. 自分の意見や分析を強化する
卒論は、他者の研究を単に引用するだけでなく、その上で自分の意見や分析を加えることが重要です。引用を使うのは、あくまで自分の主張をサポートするための材料として使うべきです。

分析を加える:引用した内容に対して「自分の解釈」や「なぜその意見に賛成または反対するのか」を考え、述べることで、あなた自身の考察がしっかりと表れます。

議論を展開する:引用を踏まえた上で、それをどう解釈し、どのような新たな視点を加えられるかを議論します。

2. 研究目的や仮説に沿った独自の考察を展開する
卒論の中で最も大切なのは、自分の研究結果や仮説を基にした考察です。引用が多すぎる場合、あなたの研究テーマに対する独自のアプローチが不足している可能性が高いです。

仮説を立てる:自分なりに問題を設定し、仮説を立ててみましょう。その後、仮説を検証しながら進めていくことで、自分の意見が論文の中に自然に反映されます。

結果と考察を詳述する:もし実験や調査を行ったのであれば、その結果に対する考察をじっくりと行い、どのような知見を得たのかをしっかりと書きます。

3. 引用を適切に使う
引用は、他者の意見を紹介すること自体が悪いわけではなく、必要な場面では適切に使うべきです。ただし、引用が多すぎると、あなたのオリジナルな貢献が見えづらくなるため、以下のように使い方を工夫します。

直接引用と間接引用を使い分ける:直接引用は少なめにし、内容を自分の言葉で言い換えた間接引用を活用しましょう。これによって、自分の言葉で論じている部分を増やせます。

批判的に引用する:単に引用するのではなく、「Aの研究では○○と述べられているが、Bの視点ではこの意見に疑問を呈している」といった形で批判的に引用し、あなたの立場を示します。

4. 章ごとに自分の意見を述べる時間を増やす
特に、先行研究や理論的な背景を述べる章において引用が多くなりがちですが、各章の中で自分の意見や仮説に基づく部分を強調するようにしましょう。

先行研究の分析をする:先行研究を紹介する際に、単なる列挙ではなく、それぞれの研究に対する批判的な視点や自分なりの解釈を加えます。

自分の仮説に関する章を増やす:研究結果がまだ得られていない場合でも、仮説を立て、それに対してどのようにアプローチしていくかを書く部分を強化することができます。

5. 引用を補完するデータや具体例を活用する
引用だけではなく、自分で収集したデータや実際の事例を使うことで、論文に深みを加えられます。これによって、自分の分析や意見がより説得力を持つようになります。

オリジナルのデータを使用する:自分で調査した結果やデータを示し、それに基づいて考察を行いましょう。

ケーススタディを紹介する:実際の事例やケーススタディを使って、自分の意見を裏付ける材料を提供します。

6. 論理の流れを見直す
引用が多くなる原因の一つは、論理の流れが不十分な場合です。引用を多く使っている部分があれば、その部分の論理を再確認し、自分の主張とそれを支える証拠や事例がどのように結びついているかをしっかりと明確にします。

章ごとの構成を見直す:各章がどのように繋がっているかを整理し、順番に論理を進めることで、引用の多さを自然に減らすことができます。

まとめ
卒論で引用が多くなってしまうのは、自己分析や自分の意見が不足している場合があります。引用を適切に使うことは大切ですが、それだけではなく、自分の主張や仮説、考察をしっかりと展開することが必要です。上記の対策を実践し、少しずつ自分のオリジナルな部分を増やしていくことで、より深みのある卒論を書くことができるでしょう。


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