卒論のやり方って?そもそもどう書けばいい?
1. 卒論の全体構成
卒論は通常、以下のような構成に沿って書かれます(大学や学部によって若干の違いはありますが、大枠は同じです):
表紙(タイトル、氏名、提出日など)
目次(章ごとの見出し、ページ番号)
序章(はじめに)
第1章:研究の背景と目的
第2章:先行研究のレビュー
第3章:研究方法
第4章:結果(データの分析や実験結果)
第5章:考察(結果に基づく議論)
第6章:結論
参考文献
付録(必要に応じて)
この構成に沿って論文を作成していきますが、具体的にどう進めていけば良いのかについて、順を追って説明します。
2. 卒論の書き方の流れ
(1) テーマを決める
まずは、自分の研究テーマを決めます。テーマが広すぎると焦点を絞りきれず、狭すぎると研究が進まなくなります。自分が興味を持っている分野で、かつ研究できるリソース(データや文献)が十分にあるテーマを選びましょう。
興味のある分野を選ぶ: 続けられるテーマであることが重要です。
具体的に絞る: 例えば「〇〇の影響」といった大きなテーマではなく、「〇〇における△△の影響」といった具体的なテーマに絞ります。
(2) 研究の目的を明確にする
卒論の目的は、あるテーマに関して新しい知見を得ることです。テーマが決まったら、その研究がどのような意義を持つのかを考え、目的や研究課題を明確にします。
研究課題: 例えば、「〇〇の影響を探る」「△△の問題に対する新しい視点を提案する」など。
目的: 研究が解決しようとする問題や問いを明確にしましょう。
(3) 先行研究のレビュー
卒論の中で、先行研究を整理することは非常に重要です。既に発表されている研究や論文に対して、自分の研究がどのように新しい知見を提供するのかを説明するためです。
先行研究の要点を把握: これまでの研究がどのような結果を得ているのか、どんな方法が使われてきたのかを調査します。
自分の研究の位置づけ: 先行研究の限界や問題点を指摘し、自分の研究がどのようにそれを補完するのかを示します。
(4) 研究方法の決定
研究方法は、論文の根幹をなす部分です。自分のテーマに適した方法を選ぶことが求められます。
定量的研究: 数値やデータを用いて分析する方法(例:アンケート調査、実験データの分析など)
定性的研究: 文献やインタビュー、観察などを通じて質的に分析する方法(例:インタビュー調査、ケーススタディなど)
混合研究: 定量的と定性的なアプローチを組み合わせる方法。
研究方法が決まったら、その方法がなぜ適切なのかを説明できるようにしましょう。
(5) データ収集と分析
研究方法が決まったら、次にデータを集め、分析します。もし実験や調査を行う場合、その実施方法や分析手法を詳細に記述します。
データ収集: アンケートやインタビューの実施、実験の設計、既存データの収集など。
データ分析: 集めたデータをどのように分析するか(統計解析、内容分析、テーマ分析など)。
(6) 結果のまとめ
収集したデータを分析した結果を、わかりやすくまとめます。この部分では、数値や図表を使って、読者が結果を簡単に理解できるように工夫します。
グラフや表の活用: データを視覚的に示すために、グラフや表を効果的に使います。
(7) 考察(議論)
考察の部分では、得られた結果を基に、自分の仮説や研究目的に照らしてその意味を深く考えます。また、結果の限界や今後の課題についても述べることが求められます。
結果を解釈: 得られた結果がどういう意味を持つのか、他の研究とどう関連しているのかを考えます。
研究の限界: 自分の研究が持つ制約や問題点を正直に述べます。
(8) 結論
結論では、研究を通じて得られた最も重要な知見を簡潔にまとめます。
要点を再確認: 研究目的に対する答えを簡潔に述べ、研究の意義を再度強調します。
今後の課題や展望: 自分の研究をどのように発展させるか、または他の研究者にどのように活用してほしいかを提案します。
3. 卒論執筆のコツ
こまめに進捗を確認: 定期的に進捗を振り返り、計画通りに進めているか確認しましょう。
早めに書き始める: 最初は大まかな草案でも構わないので、早めに書き始め、修正を重ねていくことが大切です。
自分の言葉で表現する: 他の研究の結果を引用するのは重要ですが、最終的には自分の言葉で論理を展開し、独自の主張をしっかりと述べることが求められます。
まとめ
卒論の執筆は大きな挑戦ですが、テーマの決定から始まり、先行研究のレビュー、研究方法の選定、データ収集と分析、考察、結論といった流れを守ることで、体系的に進めることができます。計画的に取り組み、少しずつ進めていけば、十分に完成させることが可能です。
なお、以下のページで卒論制作に役に立つ論文をダウンロードすることができます。
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