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卒論、2万字の場合、どれくらいの時間がかかる?

卒業論文(卒論)を2万字で書く場合、かかる時間は個人のスキルや準備状況、テーマの複雑さなどによって異なります。以下に、一般的なステップごとに必要な時間の目安を示し、総合的にどれくらいの時間がかかるかを見積もります。

1. 研究計画と準備
テーマの選定と仮説の設定
時間の目安:1週間(10〜20時間)

テーマを決定し、研究の目的や仮説を設定するための時間です。指導教員と相談しながら進めることが多いです。
文献の収集と整理
時間の目安:1〜2週間(20〜40時間)

文献を探し、関連する論文や書籍を集め、整理するための時間です。オンラインデータベースや大学の図書館を活用します。
2. 研究とデータ収集
実験や調査の準備と実施
時間の目安:2〜4週間(40〜80時間)

研究方法を決定し、データ収集を実施する時間です。アンケート調査、インタビュー、実験など、選んだ研究方法によってかかる時間が異なります。
データの整理と分析
時間の目安:2〜3週間(30〜60時間)

収集したデータを整理し、分析する時間です。統計ソフトを使用する場合は、その操作にも時間がかかります。
3. 論文の執筆
アウトラインの作成
時間の目安:1〜2日(5〜10時間)

論文の全体的な構成を決定し、アウトラインを作成する時間です。これにより、執筆がスムーズに進みます。
各セクションの執筆
序論、文献レビュー、研究方法
時間の目安:1〜2週間(30〜50時間)

これらのセクションは基礎部分となるため、丁寧に書く必要があります。
結果と考察
時間の目安:1〜2週間(30〜50時間)

データ分析の結果を詳述し、それに基づく考察を行います。
結論と参考文献
時間の目安:2〜3日(10〜20時間)

研究の総括と今後の課題を記述し、参考文献を整理します。
4. 校正と修正
初稿の校正と修正
時間の目安:1週間(20〜30時間)

初稿を書き上げた後、誤字脱字や論理の一貫性をチェックし、修正します。
指導教員からのフィードバックの反映
時間の目安:1週間(20〜30時間)

指導教員からのフィードバックを受け取り、それを反映するための時間です。
最終校正と仕上げ
時間の目安:3〜5日(10〜20時間)

最終的な校正を行い、形式や引用の確認、印刷・製本の準備を行います。
総合的な時間の見積もり
合計時間の目安
研究計画と準備:30〜60時間
研究とデータ収集:70〜140時間
論文の執筆:80〜130時間
校正と修正:50〜80時間
総計:230〜410時間

1日の作業時間を考慮
1日平均4時間作業すると仮定すると:

230時間の場合:約58日(約2ヶ月)
410時間の場合:約103日(約3.5ヶ月)
1日の作業時間が増減する場合
1日平均6時間作業すると仮定すると:

230時間の場合:約38日(約1.5ヶ月)
410時間の場合:約69日(約2.5ヶ月)
まとめ
2万字の卒論を完成させるためには、総計230〜410時間の作業時間が必要と見積もられます。この見積もりは個人差があり、研究の複雑さやスキルレベルによって異なりますが、計画的に進めることで、十分な時間を確保し、質の高い論文を完成させることができます。

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