論文一覧 > 卒業論文のお役立ち情報一覧 > 卒論って何枚だっけ?卒論の枚数について。

卒論って何枚だっけ?卒論の枚数について。

卒業論文(卒論)を書くという大きなチャレンジに取り組んでいる皆さんにとって、「卒論って何枚だっけ?」という疑問は非常に重要です。卒論の枚数については、大学や学部によって異なることが多く、一概には言えません。しかし、一般的なガイドラインや具体的な例を知ることで、安心して卒論執筆に臨むことができます。この記事では、卒論の枚数に関する基本的な情報や、枚数を決める際のポイント、さらに枚数を増やすためのヒントをお伝えします。

卒論の枚数の一般的なガイドライン
まず、卒論の枚数についての一般的なガイドラインを紹介します。以下の数字はあくまで目安であり、各大学や学部の規定に従うことが最優先です。

人文・社会科学系: 40~60ページ
自然科学・工学系: 30~50ページ
経済・経営学系: 40~60ページ
法学系: 50~70ページ
これらの数字はあくまで一般的な目安であり、実際には各大学や学部のガイドラインに従う必要があります。大学や学部によっては、具体的な枚数の規定が設けられている場合もあるため、指導教官や大学の担当部署に確認することが大切です。

卒論の構成と枚数の内訳
卒論の枚数を考える際には、各章や節の構成を把握し、それぞれにどれだけのページを割り当てるかを計画することが重要です。一般的な卒論の構成と、その各部分のページ数の目安を紹介します。

表紙: 1ページ
要旨(アブストラクト): 1~2ページ
目次: 1~2ページ
本文
序論(イントロダクション): 5~10ページ
文献レビュー(先行研究のレビュー): 10~15ページ
研究方法(メソドロジー): 5~10ページ
結果(リザルツ): 10~15ページ
考察(ディスカッション): 10~15ページ
結論(コンクルージョン): 3~5ページ
参考文献: 2~5ページ
付録(必要に応じて): 5~10ページ
このように、各章ごとにページ数の目安を設けることで、全体のバランスを取りながら執筆を進めることができます。また、途中で枚数が不足している場合には、どの部分を詳細に書き加えるかを検討する際の参考にもなります。

卒論の枚数を増やすためのヒント
卒論の枚数が規定に達しない場合、適切に枚数を増やすためのヒントをいくつか紹介します。重要なのは、無駄にページを増やすのではなく、内容の充実を図ることです。

1. 文献レビューの充実
文献レビューは、先行研究の紹介や分析を行う部分であり、重要な役割を果たします。多くの文献を取り上げ、詳細に分析することで、ページ数を増やすと同時に、研究の深みを増すことができます。

関連文献を増やす: 同じテーマに関連する文献をさらに探し、その内容をレビューに加えます。
詳細な分析: 各文献の内容を詳細に分析し、自分の研究にどのように関連するかを詳述します。
2. 研究方法の詳細化
研究方法の部分では、使用したデータや手法について詳細に記述することで、ページ数を増やすことができます。

データ収集の詳細: どのようにデータを収集したか、具体的な手順や使用した機器・ソフトウェアについて詳細に説明します。
分析手法の具体化: 使用した統計手法や分析手法について、理論的な背景や計算手順を詳しく説明します。
3. 結果と考察の充実
結果と考察の部分は、研究の核心となる部分です。ここを充実させることで、卒論全体の質を高めつつ、ページ数を増やすことができます。

結果の詳細な記述: 結果を示す際に、図表やグラフを多用し、その解釈を詳細に記述します。
考察の深掘り: 結果についての考察を深掘りし、さまざまな視点から分析します。既存の研究との比較や、新たな仮説の提示なども有効です。
4. 付録の活用
付録には、本文に入りきらなかったデータや資料を掲載することができます。これにより、本文の流れを壊さずにページ数を増やすことができます。

アンケート結果の詳細: アンケートの質問票や回答データを付録として掲載します。
追加の図表: 本文に掲載しきれなかった図表やグラフを付録に含めます。
最後に
「卒論って何枚だっけ?」という疑問に対する答えは、大学や学部によって異なるため、一概には言えません。しかし、一般的なガイドラインや各部分のページ数の目安を把握することで、計画的に卒論を進めることができます。また、ページ数が不足している場合には、文献レビューや研究方法、結果と考察を充実させることで、適切に枚数を増やすことができます。

なお、以下のページで卒論制作に役に立つ論文をダウンロードすることができます。

論文一覧を見る
(自由にダウンロードできます)

 
論文一覧を見る
(自由にダウンロードできます)
 

他のお役立ち情報を読む