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卒論が難しい・・・こんなときはどうすればいい?

卒業論文(卒論)は大学生活の集大成であり、多くの学生にとって大きな挑戦です。途中で「卒論が難しい」と感じることは少なくありません。今回は、卒論が難しいと感じたときにどう対処すればよいのか、具体的な方法や対策を詳しく解説します。

1. なぜ卒論が難しいと感じるのか?
まず、なぜ卒論が難しいと感じるのか、その原因を明確にすることが重要です。以下のような理由が考えられます。

1.1 テーマの選定が難しい
研究テーマが広すぎたり、狭すぎたりすると、研究の進め方がわからなくなります。

1.2 調査やデータ収集が難航する
必要な資料やデータが見つからない、調査がうまく進まないなどの問題が発生することがあります。

1.3 論理の構築が難しい
論文全体の論理構成や議論の展開がうまくいかない場合、書く内容がまとまらず、困難を感じることがあります。

1.4 モチベーションの維持が難しい
長期間にわたる作業でモチベーションが低下し、集中力が続かないことがあります。

2. テーマ選定のコツ
2.1 興味のあるテーマを選ぶ
自分が興味を持っているテーマを選ぶことで、研究への意欲が高まり、取り組みやすくなります。

例:
興味のある分野:環境保護、社会福祉、教育など
2.2 現実的な範囲に絞る
テーマが広すぎると、研究がまとまりにくくなります。具体的で現実的な範囲に絞り込みます。

例:
広すぎるテーマ:「環境保護」
絞り込んだテーマ:「都市部におけるプラスチック廃棄物の削減策」
2.3 指導教授に相談する
指導教授に相談し、テーマの適切さや研究の方向性についてアドバイスをもらいます。専門家の意見を参考にすることで、テーマ選定がスムーズになります。

3. 調査やデータ収集の方法
3.1 多様な情報源を活用する
学術論文、書籍、インターネット、政府の統計データなど、多様な情報源を活用して資料を収集します。

例:
学術データベース:Google Scholar、JSTOR、PubMed
政府の統計データ:総務省統計局、環境省
3.2 図書館を活用する
大学図書館を活用し、専門書や論文を探します。図書館のデータベースや司書のアドバイスも利用すると良いです。

例:
大学図書館のデータベース:学術雑誌、専門書の検索
3.3 フィールドワークを行う
可能であれば、フィールドワークやインタビューを行い、一次データを収集します。これにより、独自のデータを得ることができます。

例:
インタビュー:専門家や対象者にインタビューを行う
観察:特定の現場を観察し、データを収集する
4. 論理の構築と執筆の方法
4.1 アウトラインを作成する
論文の全体構成をアウトラインとしてまとめます。これにより、論理の流れが整理され、執筆がスムーズになります。

例:
序論
研究の背景と目的
研究の意義
文献レビュー
関連する先行研究の概要
研究方法
データ収集方法と分析手法
結果
主要な結果の提示
考察
結果の解釈と議論
結論
研究の総括と今後の課題
4.2 小さな目標を設定する
一度にすべてを書こうとせず、日々の小さな目標を設定し、達成感を得ながら進めます。例えば、1日に500文字書くなど、具体的な目標を設定します。

例:
1日の目標:500文字を書く
1週間の目標:特定のセクションを完成させる
4.3 フィードバックを活用する
指導教授や同級生からフィードバックを受け取り、改善点を把握します。フィードバックを元に修正を加え、論文の質を向上させます。

例:
ドラフトのレビュー:指導教授や友人にドラフトを見てもらい、フィードバックを受ける
5. モチベーションの維持とストレス管理
5.1 自分にご褒美を与える
目標を達成した際には、自分に小さなご褒美を与えることで、モチベーションを維持します。これにより、作業が楽しみになり、前向きに取り組むことができます。

例:
ご褒美:好きなスイーツを食べる、映画を見る
5.2 適度な休息を取る
長時間の作業は集中力を奪うため、定期的に休息を取ることが重要です。適度な休息とリラクゼーションを取り入れることで、集中力を回復させます。

例:
休息のタイミング:1時間ごとに10分の休憩を取る
5.3 生活のバランスを保つ
卒論に集中するあまり、生活のバランスを崩さないように注意します。十分な睡眠、適度な運動、バランスの取れた食事を心がけましょう。

例:
生活習慣:毎日の運動、バランスの取れた食事
6. サポートを求める
6.1 指導教授に相談する
困難に直面したときは、指導教授に相談することが重要です。専門的なアドバイスを受けることで、問題の解決がスムーズになります。

例:
相談内容:研究の進め方、データ収集の方法、論文の構成など
6.2 同級生や友人と情報交換する
同級生や友人と情報交換することで、アイデアやヒントを得ることができます。お互いにサポートし合うことで、励まし合いながら進めることができます。

例:
情報交換:研究方法、データ収集のコツ、執筆のアドバイスなど
6.3 カウンセリングサービスを利用する
大学のカウンセリングサービスを利用することで、ストレスや不安を軽減するサポートを受けることができます。

例:
カウンセリング内容:ストレス管理、メンタルケア、時間管理のアドバイス
まとめ
卒論が難しいと感じたときには、その原因を明確にし、具体的な対策を講じることが重要です。テーマ選定のコツ、調査やデータ収集の方法、論理の構築と執筆の方法、モチベーションの維持とストレス管理、そしてサポートを求めることで、卒論の作成を進めることができます。

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