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卒論が50枚になる。これは適正なの?

こんにちは、大学生の皆さん!卒業論文(卒論)の執筆が進む中で、ページ数について悩んでいる方も多いのではないでしょうか。「卒論が50枚になるけれど、これは適正なの?」と疑問に思うことは自然なことです。今回は、卒論のページ数について詳しく解説し、50枚の卒論が適正かどうかを判断するための基準を紹介します。

卒論のページ数の一般的な基準
文系の卒論
文系の卒論は、通常、多くの文章を必要とし、詳細な文献レビューや深い考察が求められるため、ページ数が多くなる傾向があります。

平均的なページ数
50〜80ページ:文系の卒論では、これくらいのページ数が一般的です。
理系の卒論
理系の卒論は、実験や調査の結果を詳細に記述するため、文系よりもページ数が少ないことがありますが、図表やグラフが多く含まれるため、総ページ数はそれほど少なくありません。

平均的なページ数
40〜70ページ:理系の卒論では、これくらいのページ数が一般的です。
50枚の卒論は適正か?
50枚の卒論が適正かどうかは、いくつかの要因によって決まります。以下の基準を考慮して判断しましょう。

1. 大学や学部の指示
各大学や学部には、卒論のページ数に関するガイドラインや指示がある場合があります。まずは、指導教官や学部のガイドラインを確認し、それに従っているか確認しましょう。

2. 研究の内容と範囲
卒論のページ数は、研究の内容や範囲によっても異なります。広範なテーマを扱う場合や、詳細な分析が必要な場合は、ページ数が多くなることがあります。

内容の例
文献レビュー:既存の研究を詳しくレビューする必要がある場合。
方法論:複雑な研究方法や多くの実験手法を説明する場合。
結果と考察:大量のデータや結果を分析し、詳細に考察する場合。
3. 文章の密度
ページ数だけでなく、1ページあたりの文字数や情報量も重要です。1ページに多くの情報を詰め込みすぎると読みづらくなるため、適度な余白や図表の配置が必要です。

文章の密度の考慮
フォントサイズ:一般的には12ポイント程度が推奨されます。
行間:1.5行間やダブルスペースが読みやすさを保つために使用されます。
余白:適切な余白(例えば、上下2.5cm、左右3cm)を設定します。
4. 指導教官の意見
指導教官に相談し、ページ数が適正かどうかを確認することも重要です。指導教官は経験豊富であり、適切なアドバイスをしてくれるでしょう。

指導教官のチェックポイント
内容の充実度:内容が十分に充実しているかどうか。
論理の一貫性:論理の流れが一貫しているかどうか。
適切なページ数:指導教官の経験に基づいた適切なページ数。
50枚の卒論を効果的に仕上げるためのポイント
1. 構成の確認
論文の構成を確認し、各セクションが適切なページ数に収まっているか確認しましょう。一般的な構成は以下の通りです。

一般的な構成
表紙:1ページ
目次:1〜2ページ
イントロダクション(序論):5〜10ページ
文献レビュー(先行研究):10〜15ページ
方法論(研究方法):5〜10ページ
結果:10〜15ページ
考察:10〜15ページ
結論:3〜5ページ
謝辞:1ページ
参考文献:2〜5ページ
付録(必要に応じて):1〜10ページ
2. 内容の充実
各セクションの内容が充実しているか確認しましょう。単にページ数を増やすために冗長な内容を追加するのではなく、研究の質を高めることに焦点を当てます。

内容の充実のポイント
具体的な事例やデータの追加:具体的な事例やデータを追加することで、内容を充実させます。
深い考察:結果に基づいた深い考察を行い、研究の意義や限界を明確にします。
3. フィードバックの活用
指導教官や友人からのフィードバックを積極的に取り入れ、内容を改善しましょう。第三者の視点からの意見は非常に有益です。

フィードバックのポイント
論理の一貫性の確認:論理の流れが一貫しているか確認します。
誤字脱字のチェック:誤字脱字がないかチェックします。
内容の明確化:内容が明確で分かりやすいか確認します。
まとめ
卒論が50枚になることは、一般的な範囲内であり、適正である可能性が高いです。しかし、大学や学部のガイドラインに従い、研究の内容や範囲に応じて適切なページ数を設定することが重要です。

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