卒論の発表、原稿はどうしてる?
卒業論文の、発表時の原稿について。
卒論の発表、原稿はどうしてる?
卒業論文の発表の際の原稿というと、大きく二つのトピックがあります。
一つ目は、卒業論文の発表の際において、原稿はどう作成すればいいという問題です。二つ目は卒業論文の発表の際に、手元にある原稿がどう処理すればいいという問題です。
まず、一つ目の問題について説明をします。卒業論文の発表の際の原稿は自分の卒業論文の内容に基づき、レジュメを作ります。タイトル、章節立て、研究対象、研究方法、研究内容、研究結果、研究課題というようにまとめます。初めて自分の研究を聞いてくれる人にとっても分かりやすい求め方です。例えば、以下のようにレジュメをつくるといいです。「私は卒業論文のタイトルはコロナウィルスの大流行による人々のストレス調査です。第一章はコロナウィルスについて説明をします。第二章では、コロナウィルスの発生地及び感染人数についてまとめました。第三章では、日本東京都の100人にストレス調査のアンケート結果について紹介します。第四章では東京都に在住しているのAさんとBさんへのインタビュー内容及びその分析の結果について紹介します。本研究の研究方法はアンケート調査及びインタビュー調査です。研究対象は一番被害が多い東京都を選びました。本研究の調査をコロナウィルスの大流行により、人々が大変ストレスを感じていることが分かりました。ストレスの原因として、①将来への不安、②金銭面への不安、③社会への不安、?心配 ⑤その他などがあります。今後の研究課題として、このストレスを解消するために具体的な方策を考えていかなければいけないと思われました。」もう一つの事例をあげましょう。「本研究の研究テーマは子どもたちの主体的な学びを引き出す教育方法です。研究内容は対象は東京都A小学校です。研究方法は質的な研究方法です。具体的には授業観察に基づきエピソード記録を作成し、それを分析しました。研究結果は教師の積極的な働きかけによって、子どもの主体的な学びが成り立っていました。研究課題として、本研究は理科しか対象にしていませんでしたが、ほかの教科も研究対象とする必要性があると思われました。」二つ目の事例は一つ目のように章節立てを紹介していません。このような書き方もありです。つまり、自分の卒業論文の内容に基づき、レジュメを作成する際に、他者に対してとても分かりやすくなるように、「研究タイトル」、「研究内容」、「研究結果」という三点を中心にまとめていけばいいです。この三点は自分の卒業論文の骨の部分であり、根本であるからです。
二つ目は卒業論文の発表の際に、原稿の処理の仕方について説明をします。これは発表の形式によって異なってきます。発表の形式は主に二つがあります。①紙媒体の発表。つまり、卒論のレジュメを作成し、レジュメに従って発表することです。この場合はわりと簡単です。本番で緊張してしまっても、用意した原稿に基づいて読んでいけばいいです。この発表の仕方のメリットは先も言ったように、緊張して頭が真っ白になっても大丈夫です。自分の発表内容はちゃんとレジュメに纏めていますので、それをひたすら読んでいけばいいです。②自分の卒業論文の内容に従って、パワーポイント及び発表原稿二つを作成し、発表の際にパワーポイントを進めながら、原稿を読んでいきます。紙媒体のレジュメのみと比べると、すこし難易度が高いです。パワーポイントも説明する材料になるため、レジュメと合わせて同時に進行していきます。この場合では、原稿を自分の手元に置いておき、発表を聞いてくれる先生や同級生たちに、パワーポイントのスライドだけを見せればいいです。自分が原稿を読みながら、スライドを進めます。このメリットは聞き手にとって非常に分かりやすいです。文章だけではなく、映像もあるので、理解しやすくなります。しかし、デメリットもあります。レジュメとパワーポイントのスライドを同時に進行していきますので、時々、レジュメだけに集中してしまい、スライドを変えることは忘れてしまいます。発表として失敗することになります。③パワーポイントを中心に発表していきます。原稿を暗記します。これは一番高いレベルの発表です。自分のパワーポイントにタイマーを設定し、自動に変換するようにします。自分は原稿なしスライドの内容について説明をします。この場合は本当に原稿がないわけではありません。原稿は暗記しておきます。パワーポイントに合わせて、暗記した原稿を発表します。これは一番難易度の高い発表になります。メリットはパフォーマンスの点数は満点になることと、他者にとって、非常に聞きやすいことです。デメリットはたくさん練習を重なっていかなければなかなかうまくできません。非常に難しいです。以上、卒論の発表の際の原稿の書き方及び、発表する際の原稿の処理の仕方という二つの問題について説明してきました。是非ご参考にしてくださいね。
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